カナダの東海岸で漁獲された「オマール海老」は、活きたまま、なんと48時間かけて空輸します。4℃前後のチルド状態で塩水槽保管すると、オマール海老は冬眠状態となります。
この性質を利用して飛行機専用のリーファーコンテナ(チルドコンテナ)に乗せられて移動します。冬眠状態では、餌も食べませんし、排泄もしないので、とても衛生的に運ぶことができるんです。
また、オマール海老は、オマールヘッドと呼ばれる胴体にエラがあります。ここに大量の海水を蓄えることができるので、水槽からあげて、立てて箱詰めしても、弱ることなく輸入できます。箱詰めの状態は、まるでカプセルホテルのようで、思わず笑ってしまいますね。
高級食材として有名な「オマール海老」は、洋食(フレンチ・イタリアン等)で使われることが多く、結婚披露宴やパーティでよく見かけます。
このオマール海老をカナダから活きたまま輸入し、活きたままみなさまにお届けいたします。
ご家族やご友人、お世話になった方への贈り物としてもオマール海老は大変喜ばれます。
【調理方法】
活きたオマール海老を美味しく食べる「調理方法」と「さばき方」です。
オマール海老の爪はゴムバンドで動かないようにしていますが、元気が良くてはずれているものもあります。
伊勢えびのようにバタバタはしないので、素手で扱えるほど比較的安全ですが、取り扱いにはご注意ください。
活きたまま調理するには、3%の塩水に氷を入れよく冷やした状態を作ります。そこにオマール海老を5〜10分ほど浸けておくと冬眠状態になり動きが鈍るので、調理しやすくなります。
甲殻類のオマール海老は、生から焼きにするのが一番美味しく召し上がれます。
ですので、活きたままお腹を上にして、尾の方から包丁やハサミを入れて、半割りにします。
フライパンや鉄板、ホットプレートなどで、ガーリック焼きやホワイトソース、トマトソースなどをかけても大変美味しく召し上がれます。
こちらでは、活きたまま半割にするのはちょっと。。。の場合の調理方法です。
1.到着したハッポースチロールを開封します。
着いた「オマール海老」は、その日のうちに加熱調理することをお奨めします。
2.大きめの鍋に2〜3cmの水をはります。
(目安:お鍋に入れるのは、500mlペットボトル1本分の水です。)
まず、沸騰させてから、お湯に10gの塩を入れて良く溶かしてください。
3.「オマール海老」の背中部分を下にして鍋に入れます。
硬い殻の方が背中で、脚の方がお腹です。
4.何尾か入れるときも、背中が下になるように重ねてください。
5.このままフタをして、10〜12分中火で「蒸すように」茹でてください。
(注意:吹きこぼれに注意しながら、加熱温度を調節してください。)
6.茹で上がったら、菜箸では持ち上がらないので、「トング」があると便利です。
シンクにザルを置いて、そのザルに鍋をひっくり返しても良いと思います。
(注意:お湯もお鍋もオマール海老もかなり高温ですので、火傷にご注意くださいね。)
7.爪を両方とも関節ごと根元からはずします。
(実は:オマールの中でこの関節部分と爪が、食感がよくとっても美味しいんです。)
(注意:爪と関節部分は硬い殻に覆われていますが、がんばって殻をむいてください。)
8.取り上げた「オマール海老」は、比較的お腹側が切りやすいです。
尾から包丁やハサミで縦に真っ二つ(半割り)にします。
(注意:殻は背中からお腹側に向けて尖っているので、布巾などで掴んで痛くないように)
頭(胴体)部分にあるミソはとても甘く絶品です。
メスは、内子(卵)を持っている場合があります。
赤〜オレンジの鮮やかな色の内子(卵)は、これまた美味です。
9.殻と身の間にある白いかたまりは、甲殻類特有のオマール海老の体液・血液です。
食べる前にキッチンペーパーなどで拭き取ってください。
食べても問題ありませんが、あまりおいしいものではないですね。
10.塩ゆでしていますので、そのままの「オマール海老」を味わってみてください。
ひと手間加えて、ホワイトソースやトマトソース、ガーリックオイルでも美味しく食べられます。
是非お試しください。
ドロップシッピング可
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